コンシューマー向けのドローンは6000mくらいまでか?
結論から話しますと、大気状態には物差しとなる標準状態が定義されています。この状態とは海面15°Cと仮定するもので、気温が15°Cの場合、上空6000mでは約−29°Cとなるんですね。一般のドローンを見てみるとSPEC上は-40°C位ですから、
冬季のフライトは注意が必要な地域もあるでしょう。
高高度の飛行は夏場をオススメします。
さて、これについては簡単に想定出来るので見ていきましょう。
国際標準大気(ISA:International Standard Atmosphere)
上空の気温変化については、航空力学の教本の中でも記載されています。
ヘリコプターや民間航空機はじめ航空機は大気の中を飛行するので、大気の状態によってさまざまな影響を受けます。
大気の状態は高度や場所によって複雑な要素が絡み合い、常に変化するので、
エンジン性能や飛行性能は、その場の気圧、温度、空気密度によって異なってきますね。
なので、一定の統一した標準状態(基準)を作り、それに試験結果を換算することで比較しやすくしています。
つまり大気の基準を標準化したものが、
国際標準大気(ISA:International Standard Atmosphere)です。
国連の下部機関であるICAO(国際民間航空機構)が国際的な標準大気状態「ISA:国際標準大気」を制定し、
日本は1954年にこの標準大気を採用しています。は1954年にこの標準大気を採用しています。
温度勾配について(低下に対する変化量)
標準大気は湿気や塵のない完全ガス(気体)であると仮定しています。
標準大気は平均海面においては以下のように定義されています。
| 海面高度における気圧 | 1013.25hPa 29.92in/hg 1inHg/1000ft低下 水銀柱760㎜Hg |
| 海面高度における気圧 | 0.12492㎏・s2/m4 0.002377lb・s2/ft4 1.225kg/m3 |
| 海面高度における気圧 | 15℃ 59℉ 288.15K° |
| 音速 | 340.294m/sec |
| 重力加速度 | 9.80665m/sec2 |
| 海面高度からの温度勾配 | -0.0065℃/m -56.5℃まで直線的に低下 -6.5℃/1000m -56.5℃まで直線的に低下 -0.003566℉/ft 36089ftまで直線的に低下 -1.98℃/1000ft 36089ftまで直線的に低下 |
The International Standard Atmosphere(ISA) Mustafa Cavcar*
いかがでしたか?これで操縦不能を事前に回避すると共に安全にフライトさせて下さい!
富士山を軽装で登ると危険なのも理解出来ますね。
